頭が痛くならないウイスキーの選び方｜実は◯◯がポイントだった！おすすめ銘柄も紹介

「また、頭が痛くなった…。」

ウイスキーを飲んだ翌朝、ズキズキする頭を抱えた経験、あなたにもありませんか？
私もかつて、バーテンダー時代の飲み比べで何度も同じ経験をしました。

でも、実は“ウイスキーそのもの”が悪いのではなく、選び方や飲み方に秘密があったのです。
今回は、15年にわたるバーテンダー経験を活かして、「頭が痛くならないウイスキーの選び方」をわかりやすく解説していきます。

この記事を最後まで読むことで、あなたにぴったりのウイスキーが見つかり、翌朝もスッキリ目覚められる一杯に出会えるはずです。

なぜウイスキーを飲むと頭が痛くなるのか？

まず知っておいてほしいのは、「頭痛＝アルコールのせい」と一括りにできないということ。
主な原因は以下の3つです。

アルコールには利尿作用があり、体内の水分が失われます。これが脱水による頭痛を引き起こす要因になります。

ウイスキーには「コンジナー（不純物）」と呼ばれる成分が含まれています。これは熟成過程や製造方法で変わるため、安価なウイスキーや粗製なものほど頭痛のリスクが高くなります。

空腹時の飲酒、炭酸との組み合わせ、あるいは単純な体質によっても、アルコール代謝がうまくいかず、頭痛につながることがあります。

では、どんなウイスキーなら頭痛を避けられるのでしょうか？
元バーテンダーの視点から、選ぶ際に注目してほしいポイントを紹介します。

頭痛を起こしにくいウイスキーには、2回以上蒸留されているものや、単式蒸留で丁寧に作られたものが多いです。これにより不純物の含有量がグッと減ります。

「シングルモルト」は一つの蒸留所で造られ、クセが少なく品質のブレがないのが特徴。対して「ブレンデッド」は複数の原酒を混ぜて作るため、時に添加物が多くなる傾向も。

→ 初心者は「シングルモルト」から始めるのが無難です！

熟成年数が長いウイスキーは、その分アルコールの刺激がマイルドになっています。
10年、12年ものなどは飲み口がやさしく、身体への負担も少ないです。

ここでは、私自身やウイスキー仲間が試して「これは頭痛が出なかった！」と評判だったウイスキーを厳選して紹介します。

ウイスキー名	種類	特徴	価格帯（目安）
グレンフィディック12年	シングルモルト	フルーティで飲みやすい	4,000〜5,000円
白州	シングルモルト	軽やかで森林のような香り	5,000〜6,000円
ジャックダニエルブラック	テネシーウイスキー	活性炭ろ過でまろやか	2,500〜3,500円
ザ・グレンリベット12年	シングルモルト	甘みとバランスの良さが人気	4,000〜5,500円
スランジバーウイスキー	ブレンデッド（低添加）	「頭痛が起きない」とSNSで話題	5,000〜6,000円