こんにちは。TOEIC855点からいったん815点に下がったものの3ヶ月で挽回してTOEIC905点を達成し、40代女性だけど年収102万円アップの正社員転職に成功した高野うのと申します。
あなたはいま、こんな悩みや疑問を抱えていませんか?
TOEICが800点台止まりだけど、900点以上を目指すべきかどうか?900点を超えたところで、もう40代だし本当に転職に有利になって年収も増えるの?そもそもTOEICのスコアは悪くないけど英会話が絶望的に苦手なんだけど。中途半端にTOEICのスコアが高いから英会話も当然ペラペラだと期待されて地味にプレッシャー…
あるいは次のように考えているでしょうか?
せっかくTOEIC900点超えを達成したから、英語スキルを活かせるような今より年収が高い会社に転職したい!でも転職は20代の頃以来なので、とらばーゆやB-ingといった紙媒体の(正社員募集に特化した)求人情報誌がなくなった今、どうやって転職活動したらいいかわからない… せっかくなのでTOEIC900点以上の英語スキルを活かして未経験職種に応募してみたいけど、40代でも採用されるのかな?
この記事では、そういった疑問にお答えします。
なお、当記事の筆者が内定を頂いた時点での年齢は45歳でした。ありがたいことに、正社員登用を前提とした契約社員としての採用です。
(※2021年12月追記:その後正社員登用試験を受けて合格・46歳&業界ほぼ未経験という完全に詰んだ状況でしたが無事正社員になれました💦)
しかも親会社は日本の社会人ならほぼ誰もが知っているような某東証一部上場企業(特に創業者およびその経営理念はあまりにも有名)。安定性も申し分ありません。
でもTOEIC855点だった頃のわたしは今とは全く違う環境の職場で消耗していました。35歳という年齢的ハンディを抱えながら縁もゆかりもない福岡で、特に戦略も考えず転職活動して失敗。
英語力くらいしかアピールできる武器がなかったので安く買い叩かれてしまったのです。
リーマンショックの影響が東京よりもやや遅れて福岡にやって来たことや、東日本大震災の直後だったので転職市場が買い手市場だった時代背景もありますが。
しかし福岡の某ブラック企業を退職し、TOEICスコア905点を取得したあとの転職活動は、コロナ禍というまたもや買い手市場だった状況にも関わらず、
40代のわたしでも未経験職種で採用されました。新たなスキルを身につけられる成長できる環境の職場で現在もホワイトな働き方を実現できています。
いまこの記事を読んでくれているあなたには、TOEIC855点時代の私のような苦い経験をしてほしくありません。最小限の努力で最大限の結果を手に入れて頂きたいと思い、自分の転職活動体験談を公開することにしました。
先に少しだけネタバレしておきますと、TOEIC900点以上を武器に転職して年収アップを狙うなら職種選びと業界選択が非常に重要になってきます。
というか、TOEIC900点以上という偉業(?)を成し遂げた・あるいはこれから成し遂げようとしている、あなたや私のような努力家にしか取れない戦略なんですけどね…
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TOEIC600点・800点・900点時点での年収・職種・業種を公開【就職氷河期の私の事例】
TOEIC公開スコア905点を取得してからの転職活動やその結果だけでなく、それ以前の私のスペック・職歴についても先にお話しておきたいと思います。
成功者の「いま」だけを見るのではなく・・・「成功する前に何をどんな風にどんな思いで取り組んでいたか?」
を、把握しておくことも結構参考になるかなと。
TOEIC905点ごときで「成功者」と名乗るなんておこがましすぎるのは重々承知しておりますm(__)m
しかし、英語を武器に戦おうと決意した場合にTOEIC600点台~800点台止まりのままだといかに安く買いたたかれて不利な状況になるのかということを、
赤裸々に?解説したいと思います!
就職氷河期世代の私の場合。
TOEIC630点:
✅ 都市銀行系列の某証券会社に就職 (業種:金融)
✅ 職種は一般事務・営業事務・金融事務
✅ 毎月の給料は額面17万円くらい + 家賃補助。
✅ 新卒1年目だけどいきなり6月と12月にボーナス支給あり。たしか3ヶ月分×2 (合計6か月分) 出たような記憶
✅ 英語は、電話取次や郵便物等の仕分け等でたま~に使う程度
金融業界は、20代の頃は給料が安いけど30代になってくると年収1000万円前後になるというのは有名な話ですよね。
今もそうなのかな?
就職氷河期世代の私の頃は、次のように言われていました。
「お金を稼ぎたいなら金融業界か大手商社。ワークライフバランスを重視するならメーカー。数学が得意ならIT業界もオススメ」。
まぁ当時は「ワークライフバランス」なんて言葉はなかったので、「収入はそこそこでもいいからまったり働きたいならメーカー」
なんて言われてましたね。
※続きは随時更新予定
TOEIC900点超えを目指す価値あり?⇒ 【答え】大ありです。今すぐ目指しましょう
見出しですでに結論を出してしまいましたが、TOEIC900点超えを目指す価値は大ありです。
特に、現時点でTOEIC800点台をすでに取得済で今後900点台を目指すか・それともTOEIC受験から卒業すべきかどうか?で迷っている人にとっては。
TOEIC800点台から900点台突破に必要な勉強期間は、私の場合ですが3ヶ月でした。まったりペースでも6ヵ月あれば達成可能なはず。
年収102万円アップを実現させるために投資する時間としては、わりとコスパがいい方だと思いませんか?
私の具体的なTOEIC勉強法については後日に別の記事でお話させて頂きたいと思います!
話を戻して私の転職歴について。
私は新卒で入社した会社を1年で退職しています。その後46歳目前で現在の職場にたどり着くまでに、約10回(!)転職をしています。
一般的には、
新卒カードが最強でその次が第二新卒 → 普通の20代→30歳前後(未経験職種への転職の大きな壁) → 35歳前後 (正社員としての転職活動最終リミット) → 40歳越え(非正規雇用ならなんとか転職できるギリギリライン) → 45歳超え(ブラック企業ですら雇ってくれなくなる)
のように、年齢を重ねるごとに自動的に厳しくなっていくのが日本の転職市場。
でもこれは英語が全くできない・TOEICとは無縁の企業や職種に限定した話です。
TOEIC800点以上をすでに取得しているあなたなら既にお気づきかもしれませんが、TOEICが高得点だと年齢で多少不利になっても、仕事が全く見つからないなんてことはほぼ絶対にあり得ません!
私の場合、TOEIC855点から905点にアップして一番変化を実感したのは、書類選考の通過率です。600点台だった20代や800点台だった30代よりも、905点を達成した45歳の時の転職活動の方が圧倒的に面接に呼ばれました。
TOEIC800点台というのは、実は探せばそこそこいます。TOEICを主催・運営している国際ビジネスコミュニケーション協会の公開データによると、800点以上の人の割合は12.9%です。
それに対して、900点以上を達成している人の割合は3.5%。
TOEIC800点台も900点台も大して変わらないよ!と主張している人はたいてい、TOEIC900点超えをの恩恵を受けたことがない人です。というか800点台も本当に取得しているかどうかすら怪しい。
履歴書にTOEIC900点以上のスコアを書けるのは本当に誇らしく自分に自信が持てます。転職に不利と言われる40歳以上の人ならなおさらです。
TOEIC800点台とTOEIC900点台とでは書類選考突破率がガラッと変わることを体感できること間違いなし。
是非、あなたにもこの感動を味わってほしいです!
TOEIC905点を取得してからの転職。具体的な職種と気になる年収は?
TOEIC905点を取得した私は、最終的に某IT関連企業に転職しました。東証一部上場企業のグループ会社です。
勤務先(常駐客先) も、ネットで買い物をしたことがある人なら誰でも知っているような某大手IT関連企業。超ホワイトな環境で働けて幸せです!
現在の具体的な年収は伏せますが、前職にくらべて102万円のアップ!
証拠として給与明細の画像をアップすることも考えましたが、生々しすぎるのでやめておきますね💦
とりあえず、2日に1回外食してコンビニで値段を気にせず買い物できて、ペット(デグー) の病院代の心配もなくなり、間違いなく幸福度が上がりました。
私が転職した職種ですが、幅広いくくりで言うとインフラエンジニアになります。
インフラエンジニアと言われても幅が広すぎるよ~
もっと具体的な職種名を教えて!
そのような疑問・リクエストが出てくるのは当然ですよね。でも特殊な狭い業界であることに加え守秘義務の観点からも、これ以上の詳細な仕事内容についてはご容赦くださいm(__)m
代わりにと言ってはなんですが、TOEIC905点を取得したあとの私の具体的な転職活動の内容と当時選択した戦略について別記事で詳しく解説したいと思います。
1つだけヒントをお伝えします。TOEIC900点以上を取得して年収アップさせるための最も効率のよい方法は下記のとおり。
TOEICハイスコア取得者を喉から手が出るほど欲しているのに、そのような人材が圧倒的に不足している会社・職種を狙い撃ちすることです!
さらに、人件費をコストではなく投資だと捉えてくれている会社なら理想的。外資系企業・海外進出に積極的な企業・直近1~2年以内に創立したばかりのベンチャー企業、などが狙い目。
TOEIC900点を突破しても英会話は苦手なまま… コミュ障のための転職後の立ち回り方
TOEICで夢の900点を突破しても、尽きない悩み。それは英会話についてではないでしょうか。
履歴書にTOEIC900点以上のスコアを書いても、英会話が苦手なら採用してもらえないのでは…?と不安に思う人もいるかもしれません。
大丈夫です!
TOEICのスコアを重視する企業の97%は下記の状況です(わたし調べ)。
- TOEICが例え満点でも英会話がペラペラな人は非常に少ないことを人事担当者は知っている
- 特殊な職種を除き、日本の職場において英語は会話よりも読み書きの能力の方が必要な場合が圧倒的に多い
- 現在の英会話力よりもポテンシャルの高さ(努力を継続できる才能)に期待している
実際、私がいま働いている常駐先も英語を公用語としていますが、日常的に英会話をするという場面には遭遇しません。
日本語ですらコミュ障なので最初は不安だったけど、困ったことは全くありません!
それよりも、社内の資料や社内ポータルサイトやシステムなどが全て英語で書かれているので英語の読解力が一番求められています。
もし英会話を重視する会社なら、TOEICのスコアをそこまで重視しません。むしろ600点以上から、というようにレベルを下げて求人広告を出していることが多いです。
求人広告に「英会話が可能な方」と明記されていない限り、応募時点での英会話力についてはあまり心配する必要はありません。
ただし、英会話ができた方が仕事の幅が広がったり出世している人が多い職場の場合は、入社した後でもいいので英会話力をアップさせておくと、年収がさらに増える可能性が高まります。
英会話の勉強方法についてはまた機会があったら記事にしたいなと思いますが、1番効率的な方法を2つだけここで紹介。
- 職場でよく使われている英単語を覚えること
- 英会話の上手な先輩や上司の話し方(身体の動かし方や表情や声のトーンなど) を真似すること
以上です。
ちょっと話が逸れかけましたが、今回の結論としては、TOEIC900点以上突破したにも関わらず英会話が苦手で自信がないというあなたでも、臆することなく難関企業や憧れの企業にどんどん応募してほしいということです。
TOEIC900点以上は英会話の基礎能力が備わっている証。英会話力はあとからついて来るので、現在TOEICが800点台の人はぜひ900点以上も目指しましょう!
【まとめ】TOEIC900点はぜひ達成しましょう。世界が変わります。
以上、TOEIC855点⇒905点にUPし年収102万円増の転職に成功した私の方法についてお話させて頂きました。
- 現在TOEIC800点以上取得済なのに低年収で悩んでいるなら900点突破を絶対目指すべき
- TOEIC900点以上を達成した後に年収アップを目指して転職するなら、TOEICスコアを評価してくれる会社・職種を狙い撃ちするのが原則
- 英会話スキルはあとからいくらでもついて来る。だから転職活動前からの心配は完全無用!
私の今回の記事が、ちょうど10年前の私のように800点台をうろうろしていて現在のキャリアや年収に悩んでいるあなたのお役に立てたら嬉しいです💛
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